【改めて意識したい】春に気をつけたい、ペットの体調管理と予防!

  • 2022年3月23日
  • 2022年4月10日
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冬から春へと変わる時期。

人間同様にワンちゃんや猫ちゃん

も季節によっては季節ならではのお悩みってありますよね!

夏は「暑さ」「食欲不振」その逆で、冬は「寒さ」「食欲増加」」「乾燥」など。

春と秋は季節の変わり目の時期で「体調管理」が繊細な季節だと思います!

今回の記事では、春の季節に注目して気を付けなければならないことをご紹介したいと思います。

狂犬病予防接種・フィラリア予防接種を忘れずに!

狂犬病

狂犬病とは


狂犬病ウイルスを保有する犬や猫、コウモリやキツネなどを含む野生動物に咬まれたり、引っ掻かれたりしてできた傷口からウイルスが侵入し感染します。
人を含めた哺乳類動物に感染リスクがあり、感染した場合にはほぼ100%と死亡すると言われています!

4月に入ると狂犬病予防接種のハガキがご家庭に届く時期です!

大体、4月~6月末までの期間に通院している動物病院さんで接種してもらいます。

コロナ禍になってからは動物病院さんによって接種期間が延びていたり、獣医さん診断の元で接種を免れる子もいますが(高齢犬や持病ありの子など)基本的には国の義務なので忘れずに接種しましょう!

自然災害時の際、万が一避難をし、避難所で生活をしなければならない時には、必ずワクチン接種をしていることが条件とされる場合もあります。狂犬病予防接種と混合ワクチン接種は健康面に異常がない限りは最低限接種しておくことをお勧めします。

フィラリア

フィラリアとは


犬糸状虫が心臓や肺動脈に寄生することによって起きる病気です。
寄生することで血液の流れが悪くなり、心臓の他に肺、肝臓、腎臓、血管に悪い影響を及ぼします。

「フィラリア」の検索結果 – Yahoo!検索(画像)」

フィラリアは「蚊」が運んでくるウイルスです。

目に見えるようで見えない蚊は私達、人間でも夏の天敵ですよね(笑)

万が一の対策としてフィラリア予防の接種も動物病院さんで行えますので備えは大切です。

ちなみに海くんは毎年、狂犬病予防接種の際に同時に先生に伝えてその日から飲み薬で接種しています。

月に1回の4カ月の投薬です。

狂犬病と同時に接種しても健康面に異常が無ければ可能とのことでしたので相談してみると良いですよ!

※写真のお薬は去年の物です。

おとちゃん
食事に混ぜて与えます

ノミ・ダニに気を付けましょう!

春には虫が出てきます。

そうするとワンちゃんや猫ちゃんの天敵であるノミやダニも出る季節です!

痒みが原因で皮膚を掻きむしり、炎症を起こす場合もあります。

海くんは一度、春にかけて「ニキビダニ」というダニの種類に悩まされ、ひどい肌荒れを経験しています。

以下、別記事をご覧ください。

ペットシッターおとちゃん/お世話・お散歩代行

目次 1 10歳で起こった海くんの悲劇!2 朝のルーティーンとして!3 治らぬ痒みの症状!4 ニキビダニとは?5 ニキビ…

暖かくなり、散歩中に草むらに行く機会も増えるかと思いますので、その前に病院や市販で販売されている駆除薬(フロントラインなど)を使用し予防をしときましょう!

※ニキビダニに関しては普通のノミ・ダニとも症状が違い、市販の駆除薬では治りません。

更に、散歩後はこまめなブラッシングをしてあげる事もより良いと思います。

また、ノミ・ダニで気をつけるべきポイントや対処法をまとめた記事を書いているので、こちらも参考に!
ペットシッターおとちゃん/お世話・お散歩代行

ノミ・ダニのトラブル!!小さな見えない敵潜む!! おとちゃん 私の愛犬・海くんの普段していることや実体験を元にお話しして…

花粉・抜け毛(換毛期)

 

春の悩み「花粉」。花粉症に悩まされる方も多いともいます。

人間同様にワンちゃんにも花粉症はあります!

花粉のアレルギー反応による症状から、皮膚炎症を起こすワンちゃんもいるそうです。

また、春、秋は換毛期と呼ばれる抜け毛の時期です。

ノミ・ダニ同様に、お散歩の後にこまめなブラッシングをしてあげたり、可能な子はお洋服を着せてノミ・ダニ、花粉を直接皮膚に付着しづらく対策を心掛けるのもお勧めします!

寒暖差・環境変化による体調管理

3月後半から4月は就職や出張などお引越しや環境変化をする時期だと思います。

ワンちゃんや猫ちゃんにとって環境変化はストレスや体調変化を1番起こしやすいです。

慣れ親しんだ環境から新たな場所に行くのは人が緊張すると同様に、ペットも倍不安要素は多いと思います。

お引越しをする際は、なるべく以前の環境で慣れ親しんでいたオモチャや自分の匂いが付いた物、飼い主さんの匂いが付いた物、落ち着ける場所を作ってあげた上で新たな環境に連れて行ってあげると良いですよ!

また、住む環境によって寒暖差も違います。

3月後半は関東・関西方面では桜が咲く頃ですが、東北は暖かくなったと思った頃にまた雪が降ったりもします。

犬や猫の体温は私たち人間の体温よりかなり高く、

小型犬:38.6~39.2℃
大型犬:37.5~38.6℃
猫:37.9~39.2℃
がおよその目安となっています。
基本的に普段から人間より体温が高い為分かりづらいですが、40℃くらいになると熱中症になっていると言われています。
なので、普段から体温が高い分、少しでも気温が高いと体温も上がりやすく春でも熱中症になる傾向はあります!
おとちゃん
夏じゃないからと言って油断しないようにしましょう!
暖房機器だけでなく、肌寒いぐらいであればお洋服やフリースなど使用しながら様子を見ましょう。
尚、仔犬や仔猫、高齢ペットに関しては体温調整が自分では難しい分、こまめに様子を見ながら管理をしてあげてください

散歩時の拾い食い

ペットシッターおとちゃん/お世話・お散歩代行

目次 1 ペットが気が付く前に、気付いて管理しましょう!2 このご時世での注意物!3 まとめ ペットが気が付く前に、気付…

雪解けの散歩道はゴミや木の実など、ワンちゃんの口に入りそうなものがたくさんポイ捨てしてあります!

コロナ禍になった今はマスクのポイ捨ても目立つようになってきました。

カラスがイタズラをしてかもしれないし、意図的に捨てた物かもしれないし・・・。

どこの地域に行っても見られる光景です。

拾い食い行動は、飼い主さんにとってはとても困る行為です。楽しく散歩したくても気になって散歩にならない・・・

一方で、動物によって拾い食い行動は、本能的行動ともいわれています。
本来動物は、地面の匂いを嗅ぎながら食べ物を探し、狩猟をします。
おとちゃん
動物にとっては当たり前の行動なんですね!
共に生活をする上で万が一、拾い食いをした場合、身体に害がなければ便と一緒に出てくることもあります。
ですが、問題なのは何を食べてしまったか分からないことです。
たばこの吸い殻や、毒素性のある木の実など、消化しきれない物を飲み込んでしまった場合には、身体に影響を起こします。また無理矢理取ろうとして体内を傷つける恐れもあります。
拾い食いをして体調面に異常が見られる場合(ふらつき、嘔吐、呼吸の荒さなど)早急に病院へ行き治療してもらいましょう!
また室内での誤飲が見られた場合にも、慌てずにまずは通われている動物病院へ行くことをお勧めいたします。

盛岡近郊の夜間対応の動物病院

※夜間は事前連絡が必要になりますので、予めお電話にてご相談してから行動してください。

まとめ

春は人間同様にペットも心身のお悩みが出る季節です。

日頃からのこまめな対策やケアが年齢を重ねる上での健康維持に繋がります。

また、毎日短時間でもコミュニケーションをとることで体調面での異変に気付きやすくなったり、心のケアにもなります。

小さなサインを見逃さずに普段の生活から気をつけましょう!

 

>ペットシッターおとちゃん

ペットシッターおとちゃん

【資格】愛玩動物飼養管理士1.2級、動物取扱業登録:[種別]保管/愛玩動物介護士/盛岡ペットワールド・しつけインストラクター科卒業/【ペット】コーギー、猫2匹/ 2019年12月まで盛岡市内にあるペットサロン「Le terrie(ルテリエ)」ドッグ カフェスタッフ兼シッター担当で働いていました。(現在・カフェはありません)

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