10歳で起こった海くんの悲劇!
2021年の初夏、まだ真夏になる前の出来事でした。
始めは口周り(顎下辺り)に小さな赤い点のようなものがありました。
始めは「ん?なんか赤くない?」ぐらいで気にならない程度の小さなもの。
何か虫刺されか、大したものではないか・・あまり深く考えずに様子を見ていました。
ところが、日に日に赤みがだんだんと目に見えるぐらいに広がっているようにもみえ心配になり1度動物病院へ行ってみることに。
1度目の診断でははっきりとしたことがわからず軟膏薬で様子を見ることに。
朝のルーティーンとして!
治らぬ痒みの症状!
軟膏をもらってからは毎日塗り続けていました。
しかし、なかなか治る感じもなく再度病院へ!
軟膏や抗生剤で様子を見ても効果なく見え、最終手段でステロイドを打つことに…
ステロイドは皮膚疾患やひどい痒みの症状がある際に効き目が強い薬ではありますが、その分副作用も出やすい薬でもあります。
ステロイドの副作用は以下の通り。
・免疫力の低下
・食欲増加
・腎臓への負担 など
1番は即効性があって一時的に痒みは治まっても、完全に症状が治まるわけではありません。
痒みの症状が出てはまたステロイドで抑える無限ループだということ。
10歳の海くんに負担を与えることはしたくなくあまり気が進みませんでしたが、まずは「辛い痒みを抑えてあげないとね」という先生の一言で少量のステロイドを1週間飲ませてみました。
1週間経っても赤みが引くことなく先生も「おかしいぞ・・・」と念のため毛を顕微鏡で確認してみることに。
すると意外なことに原因判明・・・それは「ニキビダニ」とのこと。
ニキビダニとは?
ニキビダニとは、
症状としては、
・脱毛部分が赤く腫れる
・中高齢でニキビダニを発症した場合は裏に重度の疾患
(悪性腫瘍や重度の内臓障害など)
常在菌のひとつでもあるため、健康なワンちゃんや主に若いワンちゃんであれば免疫力で抑えられます。
高齢犬で発症すると免疫力が低下しているため、皮膚にトラブルを起こしてしまうようです。
しかし、高齢では発症するのは非常に珍しいとのこと。。
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身体の外側に潜んでいたまさかのダニによる症状だったので、抗生物質やステロイドは効かなかったようです。