【資格】ペット関連の仕事に就きたいなら「愛玩動物飼養管理士」を取得!【シッターの私も持ってます!】
愛玩動物飼養管理士とは?
全種の動物(哺乳類・鳥類・爬虫類・両生類)全てのペット対象になる生き物に関する習性や適正な管理方法や飼養方法の知識を取得します。
また社会的トラブルや病気など、ペットとの暮らしの中で起こり得る法律・病気に関する知識を得ることもできます!
「愛玩動物飼養管理士2級」「愛玩動物飼養管理士1級」があり、ペットに関わる事業者の方や動物専門学生さんの中には2級を取得している方は多いと思います。
なぜその資格を取得した方がいいのか?
もちろん資格の有無が全てではありません!
ただ、ペットを愛する上で正しい習性や飼養環境の知識を身に付ける事は、知識が無いよりも、より良い関係性が作りやすくなると思います。
特に将来的にペットに関わる仕事がしたい方は、まずは愛玩動物飼養管理士を取得しましょう!
なぜなら
・資格を持っていないよりも、動物の習性や飼養管理を分かった上で関わった方が動物と関わりやすくなります。
・無資格の方よりも動物に関わる資格をお持ちの方が、お客様も安心して相談ができると思います。
また、ペット事業を開業する際には第一種動物取扱業の「保管」の種別で登録申請・認可が必要です!
2. 所定の教育機関を卒業している
3. 所定の資格等を取得している
目次 1 【現役シッターが解説!】フリーランスのペットシッターになるためには?開業における資格や手続き、収入を公開!2 …
取得方法とは?
専門学校で取得
私の場合は、ペットの専門学校に通っていたので学生時代に1級を取得しました!
私たちの時は2級は全生徒受講しましたが、1級は希望者のみでした。
1級を希望する場合には実費で受講料を支払いします。
(個人的に受講する場合は2級も同様です)
2級よりも1級は上級者編になります。
なぜ1級を受講しようと思ったか。
お金も実費だし、不合格なって無駄になったらなぁ・・・と考え始めは受講するか迷いました。
しかし、1番は自分に自信をつけたかった事。そして、動物好きとしてより高度な知識を付けて将来に役立てたらな・・・と思いチャレンジしました!
通信講座
学校に通っていなくても、2級の場合は満15歳以上であれば受講することは可能です!
色々な企業の通信講座があるので、自分にあった教材を選んで学ぶのも良いでしょう!
ペット関連資格で受講生数国内最大級【愛玩動物飼養管理士 2級・1級 】
資格取得に、金額はいくらかかる?
愛玩動物飼養管理士2級と1級の場合に金額は異なります!
・受講受験料 ¥32,000
・認定登録料 ¥8,000
・受講受験料 ¥34,000
・認定登録料 ¥20,000
難易度は?
2級も1級もしっかりテキストの内容を読むことがまず大事です!
2級の場合は問題内容の読み間違えや、テキスト内容をある程度頭に入れていれば取得しやすいと思います。
問題は選択形式の100問です。
文章には必ず引っ掛け分もありますので、最後までよく読み、考え込みすぎないことがポイントだと思います。
そして、マークシート形式なので塗り間違えないようにしましょう!
私なりの勉強方法
私の場合、当時、学校で愛玩試験に挑む為の課外授業がありました。
そこで過去問題を解く機会があったので何種類もの過去問題を繰り返しランダムに解いていました。
※本番も過去問題からランダムに出る可能性があります。
・過去問題をたくさん解いてみる
・100問中、何問正解したか毎回グラフを作り、意識を高める
私の場合は、書いて覚えるタイプだったので、間違えたとこをテキストで確認し、どこのどの部分で間違えていたのか1度
マークしときます。
授業でも先生が言った重要なポイントと自分が間違えてマークした位置が同じであればそこを意識していました!
過去問題を解いてると自分がどの部分が苦手なのか見えてきます。(例えば、小動物系や爬虫類系問題など)
【問題の例】
※実際の1級の過去問題から抜粋
①狂犬病の病原体は、ウイルス、細菌、原虫の3種目である。
②感受性動物は、犬、猫、キツネ、などで、家畜は含まれない。
③感染動物の唾液や血液に細菌などが分泌され、感染源となる。
④感染・伝播様式は、咬傷感染が主で、垂直感染も起こり得る。
⑤犬と猫に、狂犬病予防法によるワクチン接種が行われている。
答えは、4番になります。
問題には「正しい問題」を選びなさい。と続く中に時々、「間違い」を選びなさい。という時もありますので注意して読みましょう!
どのくらいの期間で取得できるか?
6カ月~8カ月を目安にみっちり学習すれば取得できると思います!
ただ、勉強のペース、学習の仕方は人それぞれですので、自分のペースで勉強することが大事です。
ペットシッターをやる上でのメリットとは?
ペットシッターでは犬や猫に関わらず、小動物、鳥類、爬虫類など全般的にお世話するシッターさんもいます!
幅広く知識を得ている方がお世話の幅も広がり、ご依頼もされやすくなると思います。
そして、動物の種類によって管理方法は細かく違います。
特に猫や犬以外の動物に関しての知識は愛玩から学んだようなものです。
私自身、小さい時はハムスターを飼っていました。その時は子供だったのでただ可愛がることしかできなかったですが
改めて知識として学ぶと興味深いものもありますし、小動物や鳥類、爬虫類系は繊細な生き物なので見方も変わりました。
ペットシッターとしては、動物の種類によっての特性・季節によっての注意点や管理、起こり得る事、考えられる病気などを把握しておくことはとても大切です。
アドバイスとしての一知識として学んでおくのはメリットになります。
忘れてしまっても、再度テキストで学び直すことができるので良いですよ!
「愛玩」以外で取得しといた方が良い資格は?
現在、私は愛玩以外に「動物介護」の資格を取得しました。
愛犬の海が高齢期になるからです。その為に介護の知識や高齢に起こり得る症状を深く知りたいと思い取得しました。
「高齢期」はいづれペットにも訪れる問題です。
実際にペットシッターでも高齢でペットホテル断られた、あるいは環境を変えるのが怖い、という飼い主さんもいます。
そんな飼い主さんやペットに寄り添えるシッターになれるようにペット介護の資格を取得した次第です!
「取得した方がいい」というよりも、ご自身が何に興味があり、どういう意図でその資格を取りたいかが問題だと思います。
資格を取得するには(個人によって違いますが)それなりの金額や時間が掛かります。
高額の金額を支払って勉強するからには受かりたいですよね!
その為にはご自身が1番興味があり、勉強してみたいものをチョイスした方が良いと思います。
まとめ
ペットの業種は国家資格ではありません。※獣医師と愛玩動物看護師以外。
だからと言って、独学で勉強すればいいというレベルでもありません。
生き物を扱うからこそ基礎が必要です。そのために専門学校や大学に行って基礎を学び、そこから経験を積んで独自のやり方を編み出している方がたくさんいます。
私の場合は、学校で飼い主さんにと生き物に対する接し方を学びました。
でも学校では基礎中の基礎でしか教えてくれません。
学校の中ではまず飼い主さんや、ワンちゃんに対して褒める事を強調させます。
でも現場では「可愛いワンちゃんですね」という言葉は飼い主さんは聞き飽きています(笑)
大事なのは飼い主さんが何を求めているのか、その為に自身の知識がどれだけ身についているのか、どれだけ自分の言葉でアドバイスができるかです!
飼い主さんではわからない、見えない部分をその業界のプロが教えてあげる事に意味があると私は思います。
その為の専門的な知識を得るためにまずは勉強と「資格」も必要です。
時間もお金も掛かりますが、その分チャレンジしたからこそ得られるものは必ず大きいと思います。
好きな物を追求する気持ちでまずはチャレンジしてみてはいかがでしょう!