10のグループとは?
1・牧羊犬・牧畜犬
2・使役犬
3・テリア
4・ダックスフンド
5・スピッツ
6・嗅覚ハウンド
7・ポインター・セター
8・7グループ以外の鳥猟犬
9・愛玩犬
10・視覚ハウンド
コーギーの魅力と言えばお尻!尻尾がない理由とは?
胴長短足、ぷりんっとしたお尻が愛くるしい見た目のコーギー。
コーギー好きの人達の中では、その愛くるしいお尻の見た目を、こんがりとした食パンに見える事から「コギパン」とも言われています♪
最近だと尻尾ありのコーギーもいますが、コーギーと言えば尻尾が断尾されていることが特徴的!
初めて見る人は「尻尾がない!」と驚く方もいます。
この断尾は生まれた瞬間にへその緒を切るイメージで断尾します。
聞くと「痛そう・・」というイメージありますよね!
しかし、ドッキングを行う時期は生まれた直後、もしくは生後1週間以内に獣医さんによって未麻酔で行われます。
なぜ未麻酔か・・・それは生後間もない仔犬は知覚が発達していない為、痛みを感じにくいとされています。
仮に生後1週間以上になると知覚が発達し、麻酔ありの状態で手術になるのでかえって負担が大きいとされます。
では、なぜ尻尾がないのか・・・それにもちゃんと理由があるんです。
2013 神奈川インターナショナルドッグショー コーギー メス – YouTube
ただ単に美しさを競うものではなく、歩く姿、立ち姿、あらゆる視点でその犬種の基本的な犬種標準に最も近いかを競う大会です。それにより「コーギーとは尻尾がない犬だ!」という昔からある考えが今もこうして繋がっていると考えられます。
しっぽありのコーギーもたくさんいるそうです!
ウェルシュ・コーギーとは?
実はウェルシュ・コーギーには2種類存在します!
皆様がよく一般的見かけるコーギーは、正確には「ウェルシュ・コーギー・ペンブローク」と正式名があります。
しかしコーギーには2種類の犬種が存在し、ペンブロークの他に「ウェルシュ・コーギー・カーディガン」と呼ばれるコーギーがいます。日本には滅多にいない種類で見かけられたらレアです!
ペンブロークよりもがっしりとした体形で、耳が大きいのが特徴的です。
ウェルシュ・コーギーの歴史
ペンブロークとカーディガンの違い
【ペンブローク】
体高・・約25.4~30.5cm
尻尾・・短いことが多い。または無いこともある。
毛色・・レッド、セーブル、ブラック&タンの単色。白い部分はあってもなくてもいい。
体高・・30cmが理想
尻尾・・長い
毛色・・どの色でも許容され、白い部分はあってもなくても良い。
ブリンドルというカラーが特徴的でペンブロークには無い毛色
ウェールズ語で「作業犬」や「牛追い犬」を意味するものがあります。
エリザベス女王も愛するコーギー
イギリスが原産国のコーギー。
イギリスの代表的な犬種ともいわれています。
その有名になるきっかけは、90歳を超えた現在も精力的に公務をこなすエリザベス女王も代々コーギーを愛犬とし飼われていることが有名だからです。
過去にエリザベス女王は、イギリスのメディアに映る際は愛犬のコーギーと一緒に何度も登場しています。
有名とされるのは2012年のロンドンオリンピック開会式にて公開された映像作品内でも、女王自身が出演しバッキンガム宮殿を愛犬のコーギーと一緒に出演しているのが話題とされています!
実は人気が無かったマイナー犬
原産国がイギリスだからと言って、イギリスで人気犬種だったとは限りません!
むしろウェルシュ・コーギーはイギリスではマイナーな存在で、人気が無かった犬種でした。
確かに日本でも原産国が日本だからと言って日本犬が人気かと言えばそうとも限りません。
むしろ自宅で飼いやすい小型犬が人気です。現在では柴犬や秋田犬など日本犬も注目されどこの地域に行っても必ず見かけるようになりました。
イギリスも同様に、始めはゴールデンレトリバーやフレンチブルドッグが人気だったそうです。
むしろコーギーは2014年ごろまでは絶滅の恐れがあると犬種とされていました。
コーギーがイギリスでも注目されるようになったのはある一つの映画作品からでした。
それがネット配信ドラマ「ザ・クラウン」という作品。
【ヤフー画像検索引用】
現・イギリス女王であるエリザベス2世の半生を描いた作品です。
なぜこの映画でコーギーが注目されたのか・・・
それはシーズン2にて若き日の女王が愛犬のコーギーたちに囲まれるシーンがたくさん映し出され、その光景がこれまで若い世代では【コーギー=年寄りが飼う犬】というイメージだったのが一気に覆されました!
興味がある方は是非、ネットフリックスにて検索してみてください(*^^*)
コーギーが牧羊・牧畜犬とご存じでしたか?
冒頭でお伝えした10のグループのうち、コーギーは1の牧羊・牧畜犬に属します。
まとめ
胴長・短足で愛嬌があるコーギーですが、家庭犬には向かない犬ともされています。
牧羊犬の血筋があることから運動量はもちろんの事、気性も難しいと考えられてきました!
しかし、実際に飼うからこそわかる魅力はどんな犬種にも備わっています。
気性が荒い・・それは飼い方・愛情の注ぎ方次第で違います。
うちの子はのんびり、人が大好きで、優しい性格(特に女の子には)の子です。
でもいざとなると防衛本能や忠誠心があるのはロイヤルコーギーとして見初められる魅力の1つなのかなと思いました。
皆さんもご自身のペットの歴史や特徴について調べてみてはいかがでしょうか?
何か発見があるかもしれませんよ(*^^*)