【犬・猫】飼っているペットにマイクロチップを入れる手順!【分かりやすく解説】
・マイクロチップとは?
・なぜチップを装着するのか?
・体に害はない?
・体のどこに入れる?
・費用は?
・注射数日後はハーネスで散歩させたほうがいい?
・どこで装着してもらえるの?
2022年6月から、犬・猫の販売業者(ペットショップやブリーダー)はマイクロチップの装着の義務付けられることになりました。
チップの装着において、我が子のようにかわいらしい愛犬・猫に傷をつけるようなもの…と思う方も多いはず。。
しかし、チップを入れることで最悪の事態をまぬがれることができます。
そして、人間ではない「動物」を飼っているので、保護者の「ちゃんとした管理」としても、やったほうが良いと思います!
さて、「そもそもマイクロチップをなぜ入れるの?」や「今装着するならどこでやるの?」など様々な疑問がある方もいるはず。。
今回は、そんな「ペットのマイクロチップ」の概要や装着できる場所をまとめました。
これからペット(犬・猫)を飼おうと思っている方や、飼っているペットにマイクロチップを装着しようと思っている方の参考になればと思います!
ペットのマイクロチップとは?
そもそもペットに装着する「マイクロチップ」とはなんでしょう?
簡単な情報は以下の通り。
・生体適合ガラスやポリマー加工
・15桁の番号が書き込まれた電子機器(番号で飼い主を特定できる)
・犬は生後2週、猫は生後4週頃に装着可能
少し大きい注射針でチップを埋め込みます。
部分的な麻酔も可能(普通の注射針の太さとあまり変わらないので、基本麻酔は行わないようです。)で、時間もかからないため、ペットへの負担もあまりかからないです。
なぜチップを装着するのか?
なぜペット(主に犬・猫)にマイクロチップを装着するのか?
それは以下の点が挙げられます。
・災害時の身元確認。
・飼育放棄の飼い主特定(殺し処分を減らす)
(GPS機能はついていません)
上記を要約すると、
ということでしょう。
犬・猫が行方不明になり、誰かが保護をした時の飼い主の手がかりが分かるので、とても心強いアイテムです。
また、他の強みとして、犬・猫の販売業者(ペットショップやブリーダー)のマイクロチップの装着の義務付けにより、「適当に動物を増やすことができなくなる」という部分も大きいと思います。
「災害時のペット同行非難の備え」というテーマで、災害時の対策や行動をまとめたものもあるので、こちらもご参考に。
【ペットと家族の幸せを繫ぐために】災害時の同行非難の備えを考えよう! 災害とは、いつ何時起こるかわかりません。 12年前…
マイクロチップ装着の費用は?
マイクロチップ挿入にあたり、必要な費用は以下の通り
・登録料“国際標準化機構(ISO)”:1,050円(2022年4月1日より、オンライン申請300円、紙申請1,000円に改訂)
また、飼い主が特定できる機能がついたCatlog
というブランドの「首輪」もあります。特に猫に特化していて、アプリで簡単に「家の中での動作」や「健康管理」もできます。
注射穴や、病院に行きたがらない猫におすすめです!
※ISOとは別の登録です。
注射後数日はハーネスで散歩させたほうがいい?
注射針の穴は2〜3日でふさがるようですが、注射後数日は激しい運動やシャンプーは避けたほうが良いでしょう。
傷口が開くのはもちろん、チップが外に出てしまっては意味がありません。
しかし、数日散歩をしないわけにはいきませんよね。。
ここで、個人的な考えになりますが、
注射は首の後ろ付近にやるため、「首輪」でのお散歩は傷口を圧迫させる恐れがあるのではないでしょうか。
そんな時、「ハーネス」でのお散歩をおすすめしたいと思います!
ハーネスなら、注射後の首付近の穴を圧迫しないので、オススメです。
ペットショップなどでも豊富な種類を販売しているので、検討してみて下さい!
チップを装着してもらえる場所と手順は?
どこでペットのマイクロチップを装着してもらえるのでしょうか。
基本的には「動物病院」で入れてもらうことができます。
装着するまでの手順は以下の通り。
- かかりつけ、もしくは近くの動物病院に電話
- チップの在庫があるか確認
- 病院へ行き、登録番号の申請と注射(チップ挿入)
マイクロチップを入れていないペットに、チップを入れたいと思った場合、まずは動物病院に電話をしましょう。
まとめ
以上、ペットのマイクロチップについて、かなり噛み砕いて解説していきました。
詳しい内容や手順は、直接動物病院のスタッフに聞くことをオススメします!
チップ導入の本質は「ペットの命を守るため」です。
愛犬・猫の尊い命を守るためには、飼い主のこまめな管理が大切です。
本来なら、ちゃんとペットを飼っている人には必要のないもの。
しかし、飼うことを放棄する人、震災で飼い主と別れてしまった犬や猫など、様々な問題が起こる現代ならではの対策なのでしょう。
このチップを入れることによって、助かる命も多数あるはずです。
マイクロチップを装着することは「義務」ではありませんが、
・震災で行方不明になったー
・家か逃げてしまったー
・盗まれてしまったー
などの心配を緩和できると思います。