【ペット】飼い犬・猫が死んでしまった…亡くなった後にどうすれば良いか?4つ流れを解説
【この記事で分かること!】
・ペットの遺体はどのように保管すれば良いか?
・葬儀、火葬にどんな準備が必要か?
・遺骨をどうするか?
ペットブームの現代。YouTubeなどでかわいらしい動物の癒し動画が人気です。
それにともない、犬や猫を飼う方も増えています。
「動物を飼う」=「命ある家族と過ごす」ということ。一緒に過ごした時間が長くも短くも、最後には命が亡くなることは宿命です…
今回は、大切な家族(犬や猫)が亡くなった時の対応「4つの流れ」を解説します。
「4つの流れ」のテーマは以下の通り。
【愛犬、猫がなくった時にする4つの流れ。】
1.「遺体安置」
2.「葬儀・火葬」
3.「返納または埋蔵の選択」
4.「死亡届(犬のみ)の提出」
上記を、私の「知人Aさんの経験談」を元に詳しく解説していきます。
【猫を一匹飼っていた知人Aさん】
Aさんは猫を一匹飼っていましたが、病気が原因で静かに亡くなりました。その時に行った対応を軸に話を進めていきます。
急遽、ペットが死んでしまって今何をすべきか戸惑っている方、ペットの今後を考えて「対応方法」を学びたい方の参考になればと思います。
1.「遺体安置」
「遺体安置」を簡単に説明すると、
ということ。
キレイな状態で保管する理由は2点。
・火葬場のスタッフに遺体を受け渡すときに、面倒をかけないため。
この時点の状況を、知人のAさんに聞きました。
この時、火葬までに、キレイな状態で遺体を保管するときの注意点は2つ。
2.冷やして保管。ドライアイスが最も良い。
ここで、Aさんに失敗談あるようで…
死後硬直はとても早いようで、口を閉じることができなかったようです。
この経験談から、上記の1、2の「タオルでくるむ」「冷やす」は大事な対処法です。
2.「葬儀・火葬」
「遺体安置」が完了したら、「葬儀・火葬」ができる業者に連絡しましょう。一番安心なのが、住んでいる市町村の役所に連絡すること。
また、「葬儀・火葬」を専門とした業者や仲介業者もあるので、以下を参考にしてみてください。
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この時、Aさんの対処はというと…
業者さんの営業時間にもよりますが、早めに電話を入れて予約をとりましょう。
Aさんは翌日、予約をした火葬場にペットの遺体(箱)を持って行きました。葬儀をした後、火葬へと移ります。
「火葬」の際、愛犬、猫が大好きだったオモチャ(燃やせる物)や、お手紙も一緒に火葬できるところもあります。
また、出張火葬(専用車が来て、その場で火葬ができるサービス)もできる業者もあるので、自分に合ったサービスを選びましょう。
3-1.「返骨または埋葬の選択」
火葬が終わったら、遺骨をどうするか。
基本的には、「返骨(骨を持ち帰る)」か「埋蔵(墓地を設け、埋める)」になります。
Aさんはというと、
「返骨」の場合
返骨の際、骨をどうやって受け取るか。
Aさんの場合は、火葬場の売店にあった「骨袋(骨壺)」を購入し、入れて持ち帰ったそうです。
火葬場によっては、追加料金で骨を「パウダー処理」してくれるところもあるので、小さく納めたい方は相談してみてください。
「埋葬」の場合
埋葬する際は、墓地を設けなければなりません。
霊園によって「契約金」や「年間管理費」などお金が発生します。また、合同埋葬もできる霊園もあるようです。
3-2.「遺骨は庭に埋めて良いか」
返骨した場合、遺骨を自分の家の庭に埋めても良いか?
結論として、「問題ない」ようです。
廃棄物処理法により動物の遺体は廃棄物と定められています。もちろん、公共の場で埋めることはできません。
つまり、引っ越す予定のない自分の家なら問題ないということです。
ペットの一般的な埋葬方法「土葬」。一見誰にでもできそうな「土葬」ですが、落とし穴は潜んでいます。手順や方法を間違えると異…
※引用サイトペット火葬Happiness
4.「死亡届」を提出
※猫は提出しなくて良いです。※無料
届を出すには2通りの出し方があります。
役所に直接提出
提出までの流れは以下の通り。
2.犬の死亡届、「鑑札」、「狂犬病予防注射済票」(紛失した場合は要相談)
マイナポータル(電子手続き)
岩手県では2021年3月からインターネット上で全て、提出を完了できるようになりました。
「マイナポータル」に必要事項を記入して提出しましょう。
届を提出したら、やるべきことは完了です。
まとめ
もう一度、流れをおさらいします。
1.「遺体安置」
2.「葬儀・火葬」
3.「返納または埋蔵の選択」
4.「死亡届(犬のみ)の提出」
ペットも大切な「家族」の一員です。
感謝を込めて、最後まで見守りましょう。