ケージの中でペットをお留守番させている方へ。4畳のスペースに6時間いるとストレスに!
普段の生活の中で愛犬をお留守番させている頻度はどのくらいでしょうか?
仕事の都合上、毎日長時間を家の中で待たせる方もいれば、近所のスーパーに買い物行く1時間程度の方など…様々いると思います。
では、今の環境はお留守番をさせるにあたり、愛犬にとって快適な環境とは?そんな疑問が生まれるはずです。。
今回の記事では、お留守番中の愛犬にとっての「快適な環境作り」と、それに付随する「お散歩の意義」をお伝えできればと思います!
約4畳のスペースに6時間いるとストレスになる!
お留守番をさせる際に犬にとって何時間以上がストレスになるか皆さんはご存じですか?
約4畳のスペースに6時間いるとストレスになると言われています!
室内で飼う愛犬の理想的な環境作りとは
まず、理想的なサークルの大きさは、
フリーにしても遊びまわれるくらいのスペースということです。
狭いスペースはワンちゃんのストレスを作り出したり、学ぶ範囲がせばまります!
広いスペースで遊んだり、ゆったりできる環境をスペースを作ってあげましょう。
初めて犬を飼う人がやりがちな環境の例
初めて犬を飼った時、お部屋に設置するのはサークル、クレート、トイレをまず始めに用意すると思います。
ではこの3つのアイテム皆さんはどのようにお部屋に配置しますか?
以下のの画像をご覧ください!!
一般的に多くの飼い主様がやりがちなサークルの置き方を再現してみました!
・端っこで外の景色が見えるように窓際のスペースにサークルを置き、空調設備も聞きやすい位置。
・サークル内には寝床として置くクレート、その真横にトイレ、そして水用の食器を配置。
一見、問題ないように見える方もいるでしょう…
しかし、この配置いくつか問題点があります!
愛犬が暮らしやすい環境作りのポイント
そもそも、愛犬にとっての安心・快適な暮らしとはいったいどんなことが考えられるか。
重要なポイントを何点かあげてみました!
・怖い刺激がないか?
・吠え続ける場所にいないか?
・熟睡できているか?
・スペースは十分か?
・トイレの大きさはちょうど良いか?
こちらのポイントを元に先ほどの画像を見てみましょう!
問題点1:窓際に近い環境作り
窓際に近い環境で考えられるのは「怖い刺激」「吠え続ける場所」の原因になりかねません。
外からの刺激が最も強いと思われる窓際のスペース。
・車や人などの動く対象物による「吠え続ける場所」
どうしても窓際のスペースしかない場合には、対象物となる物を遮断するような対策を考えましょう!
問題点2:空調設備との距離
夏・冬場は特に空調管理が大切な季節でもあります!
空調機との距離が近かったり、ワンちゃんに正面から風が当たる場所は、体調面の問題が生じることが考えられます。
常に飼い主さんが管理できる環境であれば問題はありませんが、お留守番をさせる際を考えると、なるべく空調との距離感をとることが望ましいです。
問題点3:サークルの大きさと環境
冒頭で、4畳以上のスペースに6時間以上のお留守番をさせるとストレスの元になるとお伝えしました。
画像で表すスペースは決して悪いわけではありませんが、
・布団の隣にトイレがあったらリラックスして眠れますか?
・お留守番をさせられる際にこのスペースで走り回れるでしょうか?
ポイントとしては、トイレと寝床を離してあげることです。
清潔で静かに眠れるかの環境はワンちゃんにとっても大切になります。
なので、最低4畳以上もしくは10面サークル分のスペースを与えてあげることが理想的です。
環境作りの重要なポイントはここに関わってきます!
ストレスを分散させる方法
クレートを設けた、室内で飼うワンちゃんのストレスを分散させる方法は以下の通り!
・物をかじる(オモチャやガム)
・匂いを嗅ぐ
・熟睡
退屈をさせないようにタイプの違うオモチャやガムを用意してあげましょう!
噛むタイプのオモチャやガム、頭を使わせるようなアイテムを置いてあげることです。
お留守番をさせる際の環境で大切なことは「不安」を与えず、待っている時間でも「楽しい」と思わせてあげる環境作りです。
私(おとちゃん)も使っている、ペットのオモチャは以下の通り。参考にしてみてください!
・リラックスができるように飼い主さんの匂いがついたものを置いていく事。
・清潔で静かに眠ることができる環境作りができているか考える事。
ワンちゃんにとって、お留守番もマイナスなイメージになりませんし、始めの環境作りが今後に繋がると思います!
ケージの中にいた方が落ち着く子もいれば、フリーにした方が安心する子もいますので、普段の日常でのスタイルととその子の性格を見た上で考えてあげてください!
お留守番が長い子には適度な運動を!
お留守番が長い子に関しては、「適度な運動」は特に発散の意味で大切です!
「適度な運動」とはどのくらいをイメージしますか?
適度な運動の目安とは、散歩後に帰宅してワンちゃんが横になるぐらいがベストだと言われています!
また、散歩中に「匂い嗅ぎ」をたくさんさせてあげることも充分なストレス発散になります。
「お散歩」とはただ20分、30分歩いただけのペースでは運動にはなりません!
ワンちゃんにとっての運動とは、
と言われています。
飼い主さんは十分疲れますが、ワンちゃんは1時間ぐらい歩いてやっと走り出したぐらいの運動量になります。
つまり、1時間歩いただけでも年齢が若いワンちゃんからしたら足りないぐらいです!
※高齢犬を除いて、小型犬で最低でも20.30分ぐらい歩くように心がけることが必要です。
その他、筆者(おとちゃん)が愛犬の散歩で気をつけていることもまとめているので、気になる方は参考までに。
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ドッグランでの急激な運動は危険!?
普段お仕事の都合でなかなか構ってあげられない飼い主さんの中には…
お散歩をしないのは、運動不足とストレス原因に繋がります!
ワンちゃんを飼っている方の中には「お散歩」をしない人もいらっしゃいます。
特に、トイレを室内でできるワンちゃんを飼っている方。
・望ましくない行動してしまう
・興奮状態になりやすい
例えば、
・家具を噛む
・食糞をしたり など。
・空腹(食糞の場合)
・注目集め
まとめ
「まとめ」として、本記事の重要な部分を箇条書きでおさらいします!
最低でも4畳以上もしくは10面サークル分のスペースを与えてあげることが理想的
・吠え続ける場所にいないか?
・熟睡できているか?
・スペースは十分か?
・トイレの大きさはちょうど良いか?
ワンちゃんのストレスを分散させる方法
・匂いを嗅ぐ
・熟睡
整った環境で愛犬、つまり「家族」と一緒に暮らすこと。