【ペット】やっぱり肥満はまずい!原因と太らせない対策【愛犬を例に】
皆さんが飼っているワンちゃん、猫ちゃんは「肥満」になっていませんか?
メタボのワンちゃん、猫ちゃんは一見ムチッコロン♪として可愛いですよね!
ですが、肥満になると健康面に様々な影響を及ぼすリスクがあります・・・
そこで肥満になった時のリスクや、「メタボになるとここが大変!」という私生活での実体験を含めながらお話したいと思います!
肥満が原因で起こる私生活でのトラブル
【私生活で考えられる肥満によるトラブル】
・散歩嫌いになる(歩いていると止まる回数が多くなる)
・小さな段差でも登るのが一苦労
・坂道が嫌いになる
・食べ物に執着する
・イビキが増える
・抱っこが一苦労
・衣類のサイズがなかなか無い
など
【猫に関する肥満トラブル】
・毛繕いができなくなる
・穴にハマりやすくなる。
・ジャンプが苦手になる
・木登りや、高いところに登れない
など
本人はジャンプしたつもりでも、重さで落ちてしまう・・なんてアニマル動画を見たことありませんか?
無理にジャンプをさせたり、段差などを上り下りさせると足腰に負担が生じ、病気やケガの原因をつくってしまいます。
好きだった運動も動きが鈍くなったり、動きたくなくなったり・・・。
食べて、寝て、食べて、寝て・・・の繰り返しです。
その為には段階を踏んだトレーニングが必要です。
頭を使うトレーニングになりますので、老化予防にもなると思います!
なぜ飼われているペットは肥満になりやすいのか?
野生動物で肥満の子は恵まれた環境下ですよね。
・消化不良で便が下痢気味
・草を食べたがる
・水を異常に飲む ※異常に飲みすぎる場合は一度検査してみても良いかもしれません。
・ごはん、おやつを食べなくなる
などの行動が見られます。
食欲ないからといって、間違った食べさせ方はNG!
食べないから無理に食べさせようとするのではなく、「食べないなら食べなくてもいいよ!」というスタンスで、3~5秒ルールを作りましょうI
その間、おやつはあげてはいけません。
食べさせ方を工夫してみよう!
【早食い=よく噛まない】ことは「肥満」の原因にもなります!
そこで、よく噛んで、ゆっくり食べさせる工夫として、必ずしも食器で与えることが良いというわけではありません。
あげ方にはいろんなあげ方としての工夫があります!
・早食い防止用の食器であげてみる
・トレーニングをさせながらあげる
・オモチャを使ってあげる(コングやスナッフルマット)
シニア用のコングは、なかなか見かけないので、【刺激】を与える意味でもオススメです!
愛犬の平均体重を理解しよう!
小型犬(10kg未満)・中型犬(10kg~20kg未満)・大型犬(20kg~40kg未満)、それぞれで平均体重があります。
個体によって若干の差はありますが、平均体重を大幅に超えると「肥満」ということです。
ちなみにコーギーの場合、平均体重は【8kg~11kg】です。
オスとメスの違いは大きくはありませんが、メスの方が若干小柄です。
HPçfl¨ã…Œã……㇯.xlsx (tenshino-otsukai.com)
肥満になる原因
・運動不足
・高カロリー摂取(人間の食べ物もあげている)
・ごはんの与えすぎ
・おやつの与えすぎ
・避妊去勢
・高齢による運動低下
人間も動物も肥満の原因は、基本的に「食べすぎ」です。
しかし、「食事」と「運動」のバランスが大切です。
食事と運動バランスとは?
「肥満」になってきたからといって、いきなり激しい運動をさせることが良い事ではありません!
ドッグランに行って運動させようと、いきなり走らせるのはアドレナリンの分泌によって興奮状態にさせてしまいます。
普段から激しい運動をしない子が急激な運動をさせるのは身体にも負担をかけてしまいます。
・普段のご飯を体重に合わせた適量を与えること。
・犬種に合わせた運動量を与えること。
「与えすぎ」と「与えるタイミング」が問題になります!
もしくは、トレーニングを兼ねている子は、ご飯をおやつ代わりに挙げるやり方も肥満予防になります。
高齢犬の場合でも、負担がない程度に適度な運動は必要です。
シニアの場合は無理ない程度に歩かせましょう!
愛犬・海はこうして肥満になった!
原因
短足な分、肥満になることで負担は大きいです・・・
現在体重21キロ!!
海は9歳の時に去勢手術をしました。
なぜ、高齢になってから去勢することになったのか・・・。
血尿が度々見られ、獣医さんに相談したところ、雄犬がなりやすい前立腺炎になりました。
細菌感染が原因となり、尿道に侵入した細菌が前立腺に感染することが多い病気。
ただし、獣医からも言われていたのが、「100%の確率で太りますので気を付けてくださいね」とのこと。
変化
変化①【運動機能低下】
以前は1日2回、多い時は3回で、長距離を歩く子でした!
しかし、肥満になってからは朝の1回、もしくは昼夕のどちらか歩いたとしてもウンチを出したら帰る、という全く運動にならない状況です。立ち止まる回数も多くなりました。
季節や年齢的な事もありますが、意欲、体力、ペースは若い時と違って変化しました!
これでは海の為に良くないと思い、現在は無理ない程度に天気や気候がいい日は、短い時間でも良いので休憩を挟みながら歩かせるようにしています。
変化②【食欲増加】
コーギーは元々「食いしん坊」と言われるほど与えた分食べ、吸収し、丸々となってきます!
お腹がいっぱいになるまで食べないと気が済まないのがコーギーの特徴でもあります。
しまいには食べすぎて嘔吐や下痢をしやすくなるので「終わり!!」と、ある程度の量とルールを決めてあげるようにしています。
変化③【抱っこするのが一苦労】
胴長短足にとって段差は障害物です!
元々、海は家の階段は登りませんし、登らせないようにしています。
多少の低い段差は自分で登ったりもしますが、肥満になってからは勢いをつけて登ることも・・・。
それが足腰への負担や、登った先で足を滑らせてしまう恐れもある為、極力抱っこをするようにしています。
21キロのジャンボちゃんを抱えるのは飼い主も一苦労・・
「おりゃ~!」と気合を入れて持ち上げる事もありますが、その姿はとても目立つらしく、注目されます(;’∀’)笑
現在・私生活で工夫していること!
・室内で過ごす部分や、歩く導線には貼ってはがせるタイプのジョイントマットを敷く
・朝はご飯と歯磨きを行った後の歯磨きガムのみ
・昼と夜にあげるおやつは個数を決めて、ご飯の量は半分
・1日2回は気分転換と運動の為、短くても良いので歩くようにする。
(短距離を多い時は1日3・4回歩くことも・・)お散歩コースは変えるようにしています!
・段差は抱っこ
まとめ
「肥満」はデメリットの要素が多いものです。
動く側、動かす側、大変な思いをするので、肥満にならないように毎日の管理や適度な運動をするようにしましょう!
特に秋冬は体温を上げるために食いだめをする為、食欲が増加します。
どうしても食いしん坊が止まらない子は、ハードタイプのガムをあげて「嚙む」ことに重点を置いたものを与えると満足感が得られると思います!