【ペットシッターから見た!】猫用トイレと砂の種類!メリットとデメリット【比較】
【この記事で分かること】
・猫用トイレの種類。
・猫用トイレ種類別のメリット、デメリット。
・トイレ用の砂の選び方。
ペットシッターおとちゃんでは、ワンちゃんのお世話より猫ちゃんのご依頼が比較的に多いです!
必ず猫ちゃんのお世話の場合、トイレ処理は欠かせない業務です。
そこでお世話に携わる中で気付くのは、各家庭で猫のトイレや砂が違うこと!!
実際に私も猫を飼っていますが、トイレや砂によってメリット、デメリットが見えてきます。
この記事では、シッターとして業務に携わる中で、見て感じた猫のトイレのメリット・デメリット、砂の選び方を紹介したいと思います!
猫用トイレの形状の種類とは?
今はホームセンターやペットショップへ行くと、色々な形状の猫用トイレがあります。
もちろんそれは形や機能によって、値段も安い物から高い物まであります。
私が見たところ、形状は2種類に分けられていると感じました。
2. 屋根や囲いがないオープンでシンプルタイプ
上記2つが基準の作りで、そこから「機能性や見た目が違う」というところでしょうか。
猫はとても警戒心が強い生き物です。
トイレ中も1番油断している時。人間もトイレしている姿は見られたくないものです。
猫の性格によっては、隠れるタイプの方が安心する子もいます。
この2点を軸に、メリット・デメリットを解説します!
隠れてトイレができるタイプのメリット・デメリット
頭から入るタイプ
最近、この形状のトイレを購入する方をよく目にします!
実際にお世話に携わるお家でもこの形状を使用している方もいます。
・見た目がスタイリッシュでオシャレ。
・比較的に安い。
・蓋の溝で砂をキャッチしてくれる。
こちらは見た目も一見トイレに見えづらいため、オシャレ!
部屋に置いていても、トイレを連想させないところが良いと思います。
値段もお店によって変わりますが、比較的に安い部類なので、買いやすいと思います。
また、フタの構図が溝の段々になっています。
トイレを済ませた猫がジャンプして上がる際に、足についた砂をキャッチしてくれるので、床に飛び散りにくいです!
頭がひょっこり出るので可愛いです♪
・(メリットの)蓋の溝に砂が溜まりやすい。
・高さがあるので排泄物の処理がしづらい。
・トイレシートを敷くタイプではないので、おしっこが溜まる。
正面から入るタイプ
こちらのトイレは同じ隠れるタイプでも、扉付きで完全に密閉空間を作ることができるタイプです!
・密閉空間なので、人が苦手な子や視線が気になる子にはお勧め。
・扉付きなので砂が部屋に飛び散りにくい。
・持ち運びやすい。
・汚物の目隠しになる。
育ってきた環境や性格によっては極度に人の視線が気になる子もいます。そんな性格の猫ちゃんにオススメなのがこちらのトイレです!
扉が付いているので、ウンチを隠すために行う「砂かき」をしても飛び散りにくいので安心。
扉がついていることで、例えば来客時や手が離せない時の目隠しになります!
・高齢猫には負担。
・掃除をしてもアンモニア臭が取れない(使用した方の感想)。
・パーツが大きく多いため、洗いづらい。
※扉無しタイプもあります!
・扉が無いので、トイレの出入りがしやすい
・密閉空間なので、人が苦手な子や視線が気になる子にはお勧め。
・扉付きなので砂が部屋に飛び散りにくい。
・持ち運びやすい。
・汚物の目隠しになる。
・高齢猫には負担。
・掃除をしてもアンモニア臭が取れない(使用した方の感想)。
・パーツが大きく多いため、洗いづらい。
オープンタイプのトイレのメリット・デメリット
屋根なしのオープンタイプ
【メリット】
・トイレをしたか確認しやすい。
・猫にとって入りやすい。
・トイレシート式(専用)なので砂の交換が少ない。
【デメリット】
・砂が床に飛び散る。
・匂いが充満しやすい。
屋根なしのオープンタイプ【番外編】
こちらは猫砂だけを入れて使用するだけのタイプです!
トイレ砂は「好みのタイプ」と「処理しやすいタイプ」を探そう!
猫のトイレを飼う際に欠かせない物は「砂」ですよね!
皆さんは砂を選ぶ際、または、使用している砂は何を基準に選んでいますか?
質、素材、値段、使いやすさ…人によって様々だと思います。
素材で分けると、だいたい5種類。
【トイレ用の砂を選ぶポイント】
・飼い主さんが処理しやすいと感じる形状か。(ウンチやオシッコをした際のすくいやすさ、固まりやすいか、どうかなど)
・消臭力があるか
・掃除のしやすさ など
猫のトイレは頭数に対して1つを目安に!
時々こんな飼い主さんがいます…
また、トイレをあちこちにする様子がある猫は注意!
以下の点で、原因があるかもしれないので、場所や砂を替えていく必要があるかもしれません。
・トイレをそもそも認識していない
・トイレの場所が気に入らない
・トイレ、砂が気に入らない
・オスの場合、(未去勢の場合)マーキング行動
・病気がないか
まとめ
いかがでしたでしょうか?
猫トイレにも幅広く種類がたくさんあります!
そこがワンちゃんにはない飼育のやり方であり、どれが自分の子に適しているか、どれがご自宅にあったトイレの形なのかなど考えるのも楽しいと思います♪
これから猫を飼いたいと思っている方や、既に飼っている方でも参考になれば幸いです。
そして、猫はキレイ好きの生き物です!
こまめな掃除をすることで病気を作らない環境作りになるので、めんどくさがらずにトイレ処理をしてあげてくださいね(*^^*)