ノミ・ダニのトラブル!!小さな見えない敵潜む!!
ペットのお悩みで多数にあるのが”しつけ”にまつわるものをよく耳にしますが、他によく聞くトラブルが【皮膚】によるトラブル。
その原因はアレルギーや皮膚ケアによるものなどが考えられますが、中でも1番の原因はノミ・ダニによるもの。
見えない天敵だからこそ気づきにくい症状がペットも飼い主もを悩ませます。
我が家の愛犬・海くんも今年の夏(2021)にノミ・ダニによる皮膚疾患を起こし現在、治療中です。
今回は、ノミ・ダニに関する情報や対策をまとめたいと思います!
夏から秋はノミ・ダニの影響が最も危険な季節!
ノミ・ダニの活発になる温度とは?
ノミやダニはあらゆる場所に潜んでいます。
ノミはカーペットや畳の隙間、ダニは公園や河川敷、葉っぱや木の枝に潜んでいることが多いです!
これらはなんと!たった13℃を超えただけで活発になります。
こんな低い温度で…と思いますよね。。
秋冬こそがこまめな対策を!
ノミのライフサイクルは湿度や温度によって異なりますが、少なくとも2カ月間は連続して駆除しなければノミは根絶できません。
では、「寒い時期なら大丈夫なんじゃ?」と思いますよね?
実は秋頃には幼ダニと言って、秋に卵から孵化をする赤ちゃんダニが発生するんです!!
その大きさはわずか1mm程度の大きさ。目に見えにくいです。
なので、夏から秋頃はこまめなノミダニ対策は大切です!
冬でもマダニは活動します!
マダニの中には冬でも活動する種類がいます。
東北エリアで多く生息されているのはいかの通り。
・キチマダニ
・オオトゲチマダニ
マダニによる病気は様々で、マダニ→犬による病気で恐ろしいのは【犬バベシア症】。
バベシア原虫が犬の赤血球に感染し、貧血を起こす。
最悪、死に至ることもある恐ろしい病気です。
マダニはたかが血を吸うだけのことではなく、病気をももたらすリスクがある非常に危険な虫でもあります。
皮膚疾患になりやすい犬種といえば?
皮膚疾患になりやすい犬種といえば、柴犬やフレンチブルドッグやパグといった短鼻の短毛種はなりやすい傾向があると言われています。
その理由は、
・顔にしわが寄っている短鼻の短毛種犬種(フレンチブルドッグ・パグ・ボストンテリアなど)のシワの間に汚れが溜まること
しかしながら、長毛種はならないというわけではありませんので気を付けましょう。
対策として考えられることは?
1.ブラッシングや身体に触れる習慣をつけましょう!
ご自宅で簡単にできる対策としてできることはお散歩後にブラッシングをしてあげることです!
お散歩で地面や草むらの臭いを嗅いだり、ゴロゴロするワンちゃんがいると思います。
決して悪いことではなく、むしろワンちゃんのストレス発散になりとてもいいことです。
しかし、その行動によって汚れやノミダニがついたりもします。
お散歩後に5分~10分目安で構いません。
ブラッシングをすることで、
・身体に触れることで身体や皮膚の負傷に気づける
・愛犬とのコミュニケーション
2.お洋服を着せましょう!
ワンちゃんに服を着せることはオシャレだけではありません!
服を着せることで虫刺されや汚れ防止対策になり、夏場は通気性やクールダウン効果があります。
お洋服を着せることで特に被毛が黒いワンちゃんは紫外線から身を守る効果もあります。
毛が抜けて皮膚が出てしまっているワンちゃんには直接的な刺激から守る効果も考えられます。
可愛いお洋服を着てワンちゃんの身を守れるのはいいと思いませんか?
もちろん、お洋服が苦手なワンちゃんも多いでしょう!
苦手な子は無理に着せることがストレスにもなりますので無理はせず、どうしても着せたい場合は無理のない範囲で小さい段階の刺激から練習してあげましょう!
3. こまめなトリミングをしてあげましょう!
愛犬のシャンプー皆さんはどれぐらいの頻度行っているでしょうか?
サロンさんにお願いする方は決して安いものではありませんので、2カ月に1回という方もいるはずです。
しかし、シャンプーをする理想の目安としては1カ月に1回とされています。
1カ月のうちでも皮膚、皮脂には汚れがたまりやすいです。
我が家の海くんは月1でペットサロンさんにお願いをしています。
1カ月のうち雨に濡れたり、普段の汚れがたまって1カ月経つ頃にはかゆがります。
ご自宅で飼い主様ご自身でシャンプーしてあげてる方もいるでしょう!
その際に気を付けなければならないのが、しっかりシャンプーを落としてあげること。
ドライによる乾かしも、生乾きではなくタオルも使用しながらきちんと乾かしてあげることが大事です。
4. 病気やアレルギーを疑いましょう!
普段ないとこに傷やデキモノなどがあった場合には、病院やトリマーさんなどに相談してみましょう!
小さい時にはなくても年齢を増すごとにアレルギー症状も起こりえます。
アレルギーにより身体に痒みが起こり毛が抜けてしまうワンちゃんも増えてきています。
犬のアレルギーはたくさんあるため、検査しても断定できにくいこともあります。
しかし、愛犬の健康管理を知る上では大事なことともいえます。
早い段階で知ることで薬や食事療法で治せることもありますので、こまめに愛犬のボディーチェックをすることもお勧めします。
まとめ
重要な部分をおさらいします!
・ノミ、ダニは約13℃で動きが活発になる。
・夏から秋は、こまめなノミ・ダニ対策が必要。
・犬の赤血球に感染し、貧血を起こす【犬バベシア症】に注意。
・短毛よって皮脂によるベタつき
・短鼻の短毛種犬種(フレンチブルドッグ・パグ・ボストンテリアなど)の顔のシワの間に汚れが溜まること
・こまめなブラッシング。
・散歩には洋服を着させる。
・定期的にトリミングをする。
・病気の疑いがある場合、すぐにトリマーや病院に聞きに行く。